コレクション: アイビー|IVY

カジュアルの革命、TAKE IVY

アイビー文化

アイビー(Ivy)は、1950〜60年代のアメリカ東海岸、特にアイビーリーグ(Ivy League)に属する名門大学の学生たちを中心に広まったファッション・ライフスタイルで、清潔感のある上品なカジュアルが特徴です。ボタンダウンシャツ、チノパン、ブレザー、チェック柄ジャケットなど、知的で整った印象の服装が多く、学園生活や週末のリラックスタイムに合うスタイルとして定着しました。この文化は写真集『Take Ivy』によって日本に紹介され、世界でも注目されるきっかけとなりました。

日本では1950〜70年代にかけて、VAN(ヴァン)ブランドを創業した石津謙介がアメリカのアイビー文化を日本向けにアレンジ。ボタンダウンシャツやチノパン、ブレザーなどのアイテムを中心に、学生や若者が取り入れやすいスタイルを提案しました。これにより、日本の大学生や都市部の若者の間でアイビーをより着崩したプレッピースタイルの文化が広まり、よりカジュアルでスポーティなアイビー風ファッションとして定着しました。

1960年代には、東京・銀座のみゆき通りを中心に、流行の服を着こなす学生たち「みゆき族」が登場。彼らはVANやアイビースタイルを取り入れつつ、肩パッドやスラックス、ブレザーを工夫して個性を表現しました。みゆき族は、上品さと流行感、遊び心を融合させた都会的な若者文化の象徴として注目されました。雑誌やテレビといった新しいメディアが流行を一気に広げ、戦後日本に「おしゃれな若者文化」を根付かせました。

アイビー&プレッピー文化、そしてみゆき族の特徴は、ポロシャツ、カーディガン、セーターの肩掛け、ローファーやスニーカーなど、上品さを維持しつつ個性を楽しむ点です。VANやブルックスブラザーズ(Brooks Brothers)、Jプレス(J.PRESS)、ラルフローレンなどのブランドは、このスタイルを象徴し、日本のアメカジや現代カジュアルファッションの源流となっています。

 

カジュアルの革命、TAKE IVY 展へGO!>

カルチャーミュージアムではアイビーカルチャーをピックアップ!
是非、ご覧くださいね〜オモシロ若者文化ですよ

 

ウィ・ラブ・アイビー♡
エスピースおすすめ!アイビーは大好きなカルチャーなのでアイビー初期の60年代から80年代にかけてのアイビー関連の希少ヴィンテージ雑誌・書籍などをメインに取り扱っていきますよ〜アイビー熱狂時代のスタイルは今見てもオシャレなのできっと心躍りますよ〜!