セブンティーン｜Seventeen

『Seventeen』（セブンティーン、略称：ST）は、集英社が発売している女子向けファッション雑誌および情報誌です。1968年6月に、総合少女週刊誌『マーガレット』のお姉さん雑誌『週刊セブンティーン』として創刊され、アメリカの『Seventeen』の日本版としてスタートしました。初期の頃はファッション・少女漫画・芸能など多岐にわたるコンテンツを掲載していました。創刊からの長い歴史の中で、さまざまな漫画作品が掲載され、『週刊セブンティーン』時代には、西谷祥子の『花びら日記』や水野英子の『ファイヤー!』、津雲むつみの『おれは男だ!』や『彩りのころ』、武田京子の『さぼてんとマシュマロ』などが連載されていました。また、『月刊セブンティーン』では、池田理代子の『オルフェウスの窓』、大島弓子の『バナナブレッドのプディング』、萩尾望都の『恐るべき子どもたち』、しらいしあいの『ばあじん♪おんど』などが人気を博しました。1988年1月3日号で通巻1000号を迎え、誌名の表記をアルファベットの『SEVENTEEN』とし、判型を大きいサイズに変更し、隔週刊に移行しました。同時に漫画部分は別冊誌として『月刊ティアラ』として独立しました。2001年からは芸能人の記事や表紙掲載が減り、専属モデルを起用するようになり、多数の現役女子高生読者モデルを誌面に登場させるなど、女子中高生向けのファッション雑誌に特化しました。2008年10月号からは月刊誌となり、表記も『Seventeen』に変更されました。2022年からは季刊誌として発行されるようになり、同時に、デジタルをメインとした新たなメディア体制に変更されました。『Seventeen』は長い歴史を持ちながらも、時代の変化に合わせて進化し続け、多くの読者に愛されてきた女子向けファッション雑誌です。