コレクション: 1980s

若者は個性を発信し、輝く時代を創造した

 

1980年代 ― 音楽・ファッション・自由な表現

アメリカではMTV番組の登場により、音楽と映像が一体化した新しいカルチャーが誕生。マイケル・ジャクソンやマドンナが若者のアイコンとなり、個性的で派手なファッションが流行しました。

1980年代では本格的なジタル時代が始まり、パソコンや家庭用のゲーム機ファミコンの登場で、個人で楽しむデジタル文化が広がります。

日本ではバブル経済の波に乗り、渋谷や原宿が若者文化の発信地となり、ディスコやカラオケ、雑誌、テレビ番組を通してスターやトレンドが生まれました。

80年代の日本の若者文化はバブル経済とメディアの発展で大きく広がりました。都会的で洗練されたシティポップや、松田聖子などのアイドルが音楽とファッションのトレンドを作り、若者の日常に影響を与えました。

街ではロックンローラー族が派手な革ジャンやファッションで自由と反抗を象徴し、原宿では裏原宿カルチャーやギャルズ文化が個性的なストリートファッションを広めました。

さらに、デザイナーブランドが若者の間で注目され、高価で洗練されたアイテムを身につけることが個性やステータスの象徴に。音楽・ファッション・ゲーム・メディアが絡み合い、自由で多様な自己表現が花開いたのが1980年代の特徴です。